253.JR京葉線新木場駅




新木場駅は島式1面2線の高架ホームを有する京葉線の駅である。
1番線は京葉線下りと市川塩浜から分岐して西船橋方面に入る武蔵野線が使用、
2番線は京葉線東京方面が使用、駅舎の4階部分にホームがある。
京葉線のほか、新木場駅を起点とする東京臨海高速鉄道、通称“りんかい線”、
新木場駅を終点とする東京メトロ有楽町線も接続する。
駅舎の3階部分がコンコースになっており、3社の改札と平行移動出来る。
りんかい線と有楽町線のホームは2階部分にあり、斜めに平行して設置されている。
東京メトロ有楽町線は島式1面2線で1番線は降車専用、2番線が和光市方面が使用、
到着した列車は引上げ線に移動したあと、2番線に入線する形式である。
りんかい線も島式1面2線の高架ホームで1番線、2番線ともに折り返しで使用する。
りんかい線は埼京線と相互乗り入れしているが、京葉線には乗り入れしていない。
しかし蘇我方に連絡線が設置されており、臨時列車や回送などに使用され。。
京葉線はもともと京葉貨物線として塩浜操(川崎貨物駅)から、
品川埠頭、蘇我を経由して、木更津まで至る路線の一部を旅客化したもので、
1986年に3月3日に西船橋から千葉みなとの区間が部分開業、
この時に新習志野も同時に開業した。
1988年12月1日には西船橋から新木場までの区間が延伸、
南船橋から西船橋の区間を二俣支線とし、
南船橋から二俣新町を経由して市川塩浜へ至る新設区間を本線、
西船橋から市川塩浜からまでの区間を高谷支線とした。
1990年3月10日には新木場から東京に至る区間も開業、全通した。
新木場から先の区間は成田新幹線用につくられた、
東京駅地下ホームに接続するルートで工事が進んだ。
新木場から先の京葉貨物線の区間は、
品川埠頭の東京貨物ターミナルから塩浜操までは東海道貨物線に編入されたが、
東京貨物ターミナルから新木場間は分割民営化後もJR東日本に編入されず、
後に東京臨海高速鉄道として旅客化される。
東京臨海高速鉄道は1996年に新木場−東京テレポート間が京葉貨物線の一部を利用して開業し、
更に大崎まで延伸して埼京線と接続し、相互直通するダイヤを組んでいる。
つまり新木場から乗り換えなしで渋谷、新宿、池袋、大宮を通り、川越まで行くことができる。
また営団地下鉄有楽町線が新木場から有楽町、永田町、池袋を経由して和光市までを結ぶ。
和光市では東武東上線と接続していて、
和光市−池袋間は複々線化されて東上線のバイパス線の役目を果たしている。
画像は南口で各路線が同一フロアで乗り換えることができる。
新木場駅の北側には夢の島公園などが広がる。


画像 dd23803
撮影日時 2018/03/31 12:38:04

有楽町線新木場駅。
駅の正面にJRの改札があり、
その左側が有楽町線の改札である。


画像 de6411
撮影時刻 2002/12/30 09:17:11
新木場駅JR改札口。
“木場”の駅名があるように、
駅名表示も木で出来ている。
この右側がりんかい線の改札である。


画像 de6412
撮影時刻 2002/12/30 09:17:29




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