273.JR山陽本線広島駅
JR広島駅は単式1面1線と島式3面8線計4面9線のの地上ホームを持つ山陽本線の駅であり、また芸備線の起点駅でもある。
また山陽新幹線も接続し、島式2面4線の高架ホームがある。
広島は山陽本線の中でもターミナルとなる駅で、山陽本線のほか広島から備中神代(びっちゅうこうじろ)までを結ぶ芸備線、
横川から可部までを結ぶ可部線も実質的には広島が始発となっており、
また海田市から広を経由して三原までを結ぶ呉線も実質的には広島が始発となっている。
駅舎側単式ホームの1番線と2番線は山陽本線下りと可部線、
3番線、4番線は呉線日中の芸備路ライナー、可部線、山陽本線平日朝の下りと夜間の上り、
5番線、7番線は山陽本線上りと呉線、6番線はホームのない中線、
8番線、9番線は芸備線が使用、8番線は9番線ホームを切り欠いて設置されている。
駅のコンコースや改札は2階部分に設置されており、新幹線ホームは3階部分に設置されており、
11番線、12番線は山陽新幹線下り、13番線、14番線山陽新幹線上りが使用する。
画像はJR広島ステーションビルで、こちら側には広電広島駅があり、
広電は広島市内を走る路面電車で、JR山陽本線横川、西広島、及び広島港を結ぶ。
原爆ドームや広島カープのフランチャイズ、広島市民球場に行くのもJR広島駅からは広電を利用する。
また宮島線は基本的に専用軌道を走る郊外線で西広島から広電宮島口までを結ぶ。
1894年6月10日に山陽本線が糸崎から広島まで延伸した時に終着駅として開業した。
同年8月21日には陸軍省からの委託で宇品まで軍用線を設置、
1987年5月1日には徳島まで延伸、1906年12月1日に山陽電鉄は国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定により山陽本線の所属、広島から宇品は宇品線となった。
1920年7月15日に芸備鉄道が貨物線を乗り入れ、1926年1月21日には芸備鉄道が旅客営業を開始、
1937年7月1日には芸備鉄道が国有化された
終戦間近の1945年8月6日、広島に米軍から原子爆弾が投下され、広島駅も駅舎が大破した。
現在の駅舎が完成したのは1965年12月である。
宇品線は1972年4月1日に廃止、1975年3月10日には山陽新幹線が岡山から博多まで延伸、
この時に広島にもホームが設置された。
南口には旧広島駅の本館と駅前広場の写真と、その解説が設置されていた。
広島駅(爆心地から約1.9キロメートル)
人類史上最初の原爆投下により駅構内の屋根は崩れ落ち、
正面玄関の前に建てられていた待合室も破壊しました。
駅舎は炎に包まれて全焼し、旅客や駅職員に多くの死傷者が出ました。
しかし、生き残った職員の懸命の努力によって復旧がすすめられ、
翌8月7日には宇品線が開通、8日には山陽本線が部分開通し、
被災者の避難や物資の輸送に大きな役割を果たしました。
画像 dd04418
撮影時刻 2005/10/21 16:26:34
JR広島駅北口新幹線口。 画像 dd04419 撮影時刻 2005/10/21 16:35:10 |
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