286.銚子電気鉄道外川駅




銚子電鉄はJR銚子駅から外川までを結ぶ6.4kmの単線電化路線で、1923年(大正12年)7月に開業した。
銚子から隣の中ノ町までは自動閉塞だが、そこから先はスタフ閉塞になっている。
元々軽便鉄道として1912年(明治45年)に銚子遊覧鉄道が銚子−犬吠間で開業したが集客できずに1917年(大正6年)に一度廃止された。
1923年(大正12年)に銚子鉄道がガソリン機関車による鉄道を復活させ、犬吠−外川間を開通させた。
太平洋戦争でガソリン不足になり、空襲などで変電施設などが焼失して一時運休していたが、
1948年(昭和23年)8月、銚子電気鉄道が設立され、運転が再開された。
外川駅は銚子鉄道が設立され、犬吠−外川間が延伸された時に出来た駅舎がそのまま残っている。
この駅は外川漁港で水揚げされた魚を運ぶために造られたのだという。
駅には「『澪つくし』ロケ風景」として、「かをるは電車の中で、銚子商業の生徒に声をかけられた。
彼は吉武善吉と名乗り、あなたの描いた絵が家にある。兄が買ってきたのだという。
数日後、由岐とみずえはかをるを引っ張り出して、外川駅をおりた。」と書かれている。
NHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」は銚子を有名にしたし、画面にも何度も銚子電鉄が出てきた。


画像 de7314
撮影時刻 2003/04/29 09:06:15



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