290.銚子電気鉄道観音駅




観音も1912年(明治45年)に銚子遊覧鉄道が軽便鉄道として銚子−犬吠間に施設した時に既に設置された駅であり、
1923年(大正12年)7月5日に銚子鉄道がこの路線を再開させた時に同時に開業した駅である。
以前は現在地より銚子寄りに位置していたが、1925年(大正14年)に電化された際、この場所に移転した。
1991年(平成3年)12月27日にスイス登山鉄道の駅舎風のデザインに改装された。
銚子電鉄は赤字続きで千葉交通が撤退し、その経営に苦慮していて、
そのため“ぬれ煎”と並んで沿線の名物に育て上げられたのがここの鯛焼きである。
銚子電鉄としては数少ない有人駅で駅員詰め所の隣りに売店が設置されていて鯛焼きとタコ焼きが販売されている。
わざわざ車で買いに来る客がいるほど、ここの鯛焼きは地元では有名である。
板東二十七番目の札所として知られた飯沼観音の参拝客のために造られた駅なのでこの名が付いた。


画像 de7348
撮影時刻 2003/04/29 10:15:03



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