306.JR久留里線平山駅




平山駅は木更津から12番目の無人駅で、駅前には広場があり、待合室を兼ねた木造の駅舎が建っている。
またこれとは別にホームにも木造でトタンの貼られた待合室がある。
県道からは石柱で出来た「君津市平山駅」と彫られた駅名表示がある。
しかしその石柱は今ひとつ目立たず、寧ろ駅の入り口にある「志保沢」という焼きそば屋が目印になる。
真っ赤な「名物美味 やきそば」の看板が十分に目立つ。
久留里線は木更津−久留里間と久留里から上総亀山間とではその生い立ちも違い、また沿線の風景も違っている。
木更津−久留里間は千葉県営鉄道によって開通されたが、
久留里から上総亀山は、・・・というより正確には久留里から上総中野までの予定線は国有化後に開通させ、
外房線大原から上総中野まで延びていた国鉄木原線と接続して房総半島横断鉄道となる筈だった。
木更津−久留里間はどちらかといえば平地の中を走るが、久留里から先は山岳路線となる。
そのため国有化されてからでなければ開通させることが出来なかった。


画像 de7579
撮影時刻 2003/05/10 12:01:05



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