326.JR中央本線国分寺駅
国分寺駅は中央本線のほか、西武鉄道の国分寺線・多摩湖線の始発駅でもある。
西武鉄道国分寺線は国分寺から東村山までを結ぶ5駅、7.8kmの路線であり、国分寺駅5番線から発着する。
西武多摩湖線は国分寺から西武遊園地前までを結ぶ7駅、9.2kmの路線であり、国分寺駅7番線から発着する。
西武国分寺線はJRの路線と並行してホームが設置されているが、西武多摩湖線は北側に設置され、駅まで渡り廊下が設置されている。
国分寺駅は1989年4月11日に甲武鉄道の駅として開業した。
甲武鉄道は後の中央本線となる鉄道で、1894年12月21日には川越鉄道(現・西武国分寺線)が開業、
1928年には西武多摩湖線が開業した。
かつては中央線の支線である下川原線の始発駅でもあったが、この路線は現在は廃線となっている。
駅名の“国分寺”はかつてここに国分寺が設置されていことによるものである。
国分寺は国分尼寺(こくぶんにじ)とともに741年、聖武天皇によって国情不安を鎮撫するために各国に建立された寺院である。
正式名称は国分寺が金光明四天王護国之寺、国分尼寺が法華滅罪之寺である。
各国の国府の近くに国分寺と国分尼寺が一つずつ建立されたが、
律令制度の弛緩とともに国分寺は廃れ、その後再建された寺もあるが当時の国分寺の性格とは異なる寺として現在まで維持しているものがある。
全国に国分寺と名の付く地名は多く、自治体名になっているところも東京都国分寺市、栃木県国分寺町、香川県国分寺町とある。
武蔵野国分寺は最勝院国分寺といい、1333年に専科で焼失してしまったため、江戸時代になって再興されたものである。
国分寺駅南口には旧三菱財閥の岩崎家が所有していたという東京都立殿ヶ谷戸庭園があり、
武蔵野台地を多摩川が浸食して出来た国分寺崖線(がいせん)からわき出た小川があり、
小川沿いに出来た遊歩道はかつて尾張徳川家のお鷹場だったことからこの遊歩道はお鷹の道と名付けられている。
画像 de7923
撮影時刻 2003/06/07 11:41:09
国分寺駅北口。 画像 de7922 撮影時刻 2003/06/07 11:37:16 |
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