329.JR中央本線国立駅




JR国立駅近辺は大正時代の末期、箱根土地株式会社によって開発されたエリアである。
箱根土地株式会社は後のコクドとなる会社であり、この会社の頭目はもちろん西武グループの創始者の堤康次郎氏である。
未開発の土地だったためにこのエリアには駅がなく、
1925年に開業した駅には国分寺と立川の中間の駅ということで“国立”と名付けられた。
この地名には「この地から新しい国が立つ」という意味合いも含められていて、
1951年に村から町へ移行する時、町名を決める際に谷保村議会で投票の結果“国立町”が誕生した。
1967年には市へ移行し、そのまま“国立”の名が残り、国立市が発足した。
画像の南口駅舎は1925年(大正14年)に建てられた駅舎であり、三角屋根の美しいデザインは関東の駅百選に選ばれている。
南口駅前はロータリーから放射線状に道が延び、南下する道は大学通りと呼ばれ、350mほど行くと道をはさんで一橋大学のキャンバスに当たる。
また大学通りを更に南下し、約2kmほど行くと南武線谷保駅に行き着く。


画像 de7986
撮影時刻 2003/06/07 17:17:08

JR国立駅北口。


画像 de7985
撮影時刻 2003/06/07 17:13:14


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