354.JR唐津線小城駅



JR小城駅は長崎本線久保田から分岐して西唐津までを結ぶ唐津線の最初の駅であり、
唐津線の久保田−唐津間は非電化単線であり、相対式ホーム2面2線の駅で上下線交換可能な駅である。
「小城」は「おぎ」と読み、瓦が乗った駅舎があるが現在は無人駅になっている。
唐津線はもともと唐津炭田などから採掘された石炭を唐津港へ運ぶために唐津興業鉄道によって施設された地方路線である。
1898年12月1日に山本−妙見(現・西唐津)−大島間が開業し、
翌年1899年6月13日には厳木まで延伸、同年12月25日には莇原(現・多久)間で延伸した。
大島は現在は廃止されてしまった貨物路線で唐津港へ繋がる路線であった。
1900年4月に唐津興業鉄道が唐津鉄道に社名変更、1902年2月23日には鹿児島本線、長崎本線などを施設した九州鉄道に合併された。
1903年12月14日に莇原から九州鉄道長崎線の久保田まで延伸し、唐津線は全線開通した。
北九州鉄道が施設した現在の筑紫線は山本から唐津線経由で博多方面に接続していたが、
1983年に経路変更がなされ唐津駅接続になり、
それに伴って筑肥線姪浜−唐津間が直流電化され、唐津−西唐津間も同時に電化され、
福岡市営地下鉄空港線と直通運電が開始された。


画像 de8346
撮影時刻 2003/07/05 19:16:23



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