362.JR根岸線山手駅



JR山手駅は根岸線の横浜から4つ目の駅で、トンネルとトンネルに挟まれてホームが存在する。
根岸線は東海道本線横浜から鎌倉市の大船に至る路線で、
東北本線大宮から横浜までを結ぶ京浜東北線と一体で運行されていて、
根岸線専用の車両はなく、京浜東北線の車両が直通することによって営業運転されている。
根岸線はもともと日本で初めて施設された官設鉄道(現・東海道本線)の一部として開業した。
1872年5月7日に品川−横浜(現・桜木町)間で部分開業した官設鉄道は、10月14日には新橋−横浜間で本開業し、
1887年7月11日には横浜でスイッチバックする形で国府津まで延伸し、
1898年8月1日には神奈川(1928年10月15日廃止)−程ヶ谷(現・保土ヶ谷)に短絡線が完成し、
この短絡線は1909年10月12日に東海道本線支線と名づけられた。
1915年8月15日には電化され、神奈川−高島町間に新しい横浜駅が開業し、
それまで“横浜”を名乗っていた駅は桜木町に改称し、桜木町−程ヶ谷間が廃止された。
それによって東海道本線支線は横浜−桜木町間となった。
横浜駅が現在の位置に移設したことから、それまでの横浜駅までの区間が東海道本線の支線となり、
暫くその形態が続いていたが、
1964年5月19日に桜木町−磯子間が延伸開業し、横浜から磯子までを東海道本線から分離し、根岸線とした。
山手駅はこの時に開業した駅である。


画像 de8526
撮影時刻 2003/07/19 13:07:37



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