370.JR東北本線小山駅
JR小山駅は1885年7月16日に日本鉄道が東北線を施設していく途中で出来た駅で、
1888年5月22日には両毛鉄道が、1889年6月23日には水戸鉄道が開通している。
また東北新幹線が1982年6月23日に開業した時にもここに駅が出来ている。
東北本線は東京から青森までの長距離路線であるが、上野−黒磯間を特に宇都宮線の愛称で呼ぶ。
東北本線は直流区間が東京−黒磯、交流区間が黒磯−青森で、
直流型の211系やE231系が直通できる区間を特に宇都宮線と呼ぶようになった。
両毛線は上越線新前橋−東北本線小山間の84.4kmであるが、高崎が始発駅となっている。
1888年5月22日両毛鉄道が小山−足利間を開業したのがその始まりで、1889年11月20日までに延伸全通した。
両毛地区は生糸や織物の産地として有名で、それを輸送するために開設されたのが両毛鉄道である。
東北線などを敷設した日本鉄道は大宮から分岐してた高崎に至る高崎線を1884年8月20日に前橋まで延伸した。
1889年12月26日には両毛鉄道が開設した前橋駅に乗り入れる形で高崎線と直通した。
そのため日本鉄道が開設した前橋駅は廃止されている。
1897年には両毛鉄道は日本鉄道に買収され、
1906年11月1日に日本鉄道が鉄道国有法施行により買収され、国有化された事によって国鉄両毛線となった。
水戸線は小山−友部間50.2kmの路線で、1889年1月16日に水戸鉄道が敷設した。
開業当時は小山−水戸間を水戸線と呼んでいたが、
水戸鉄道が1892年3月1日に日本鉄道に買収され、現在の常磐線に当たる海岸線が全通すると、
友部−水戸間が海岸線に編入され、水戸線は現在の区間となった。
画像は西口で複合商業施設VAL小山が併設されている。
画像 de8625
撮影時刻 2003/07/26 16:25:37
JR小山駅東口。 東西連絡通路としても機能している。 画像 de8623 撮影時刻 2003/07/26 16:19:53 |
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