378.JR常磐線馬橋駅



JR常磐線馬橋駅は常磐線各駅停車の駅であり、また総武流山電鉄の始発駅でもある。
しかし駅舎はJRの所有で駅には“総武流山電鉄”の名はない。
馬橋駅は1896年12月25日に土浦線として田端−土浦間が開通した2年後の、
1898年8月6日に日本鉄道土浦線(現・JR常磐線)が開業した。
流山軽便鉄道(現・総武流山電鉄)が開業したのは1916年3月14日になってからである。
駅の近くには重要文化財に指定されている仁王像がある萬満寺がある。
また駅南の中津川には地名の由来になった馬橋がある。
馬橋の由来には馬の鞍の形に似ているからとか、
小金城と中根城の間にあった端が馬橋と呼ばれていたなどの諸説がある。
総武流山電鉄は馬橋から流山間の総武流山線5.7kmを所有する鉄道会社で、
使用する車両は全て西武鉄道からの譲渡車であるが、資本系列にはない。
社名の「総武」は大株主である総武都市開発に由来し、総武線とは関係ない。
1913年11月17日に流山の雄志の出資によって設立された流山軽便鉄道によって、
1916年3月14日に馬橋−流山間が全線開業した。
1922年には流山鉄道に改称し、1924年には狭軌に改軌された。
1951年12月3日に流山電気鉄道に改称、1967年6月20日に流山電鉄に改称、
そして現在の社名である総武流山鉄道に改称されたのは1971年1月20日である。
社名は次々に変更されたが、大手資本系列には入らず現在でも独立系の地方鉄道として頑張っている。


画像 de8739
撮影時刻 2003/08/02 15:20:55



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