417．小湊鐵道海士有木駅

小湊鐵道海士有木駅は市原市海士有木にある２面２線のホームの有人駅である。
１９２５年３月７日に五井から里見まで敷設されたのと同時に開業した。
かつて海士有木から分岐して千葉まで延伸する計画があり､１９５７年に千葉−海士有木間の免許を取得した。
しかし小湊鐵道では経営的に困難なため､免許は１９７３年に設立された第三セクターの千葉急行電鉄に譲渡､
１９７７年に京成千葉線を延伸する形で建設が始まったがバブル期の建設費の高騰と工事の遅れで費用が嵩み、
１９９２年４月１日に千葉中央−大森台間が部分開業し､１９９５年４月１日にはちはら台まで延伸したが､
この会社は１９９４年には債務超過に陥り､１９８８年１０月１日に事業を京成電鉄に譲渡して解散した。
千葉中央−ちはら台間は京成千原線となったが､利用客が伸び悩んでいることからここから先の延伸計画は凍結され､
小湊鐵道の千葉への直通運転は幻に終わった。


画像 de9002
撮影時刻 2003/11/01 16:47:45

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