445.京成電鉄国府台駅
京成電鉄国府台駅は市川市にある相対式2面2線の京成本線の駅である。
駅は江戸川堤防に隣接する形で作られており、対岸の江戸川区側には江戸川駅がある。
1914年8月30日市川鴻の台として開業し、同年12月11日に市川駅に改名、
1921年4月6日に市川鴻の台駅に改名、そして1948年4月1日からは国府台となった。
国府台はこの付近の地名であり、日本書紀にはこの地を訪れた倭猛命がコウノトリが留まっているのを見て、
「鴻の台」と名付けたと記されている。
律令制時代にはこの地に下総国の国府が置かれていたことから、「国府台」の字が当てられるようになった。
国府台には東京医科歯科大学教養部、千葉商科大学、和洋女子大学などの大学や高校などが集中する文教地域である。
旧石器時代の遺跡や古墳なども発見されており、古くから栄えていた地であることが分かる。
この地には江戸城を築いた太田道灌が国府台城を築き、後に千葉氏の支配下に置かれることになる。
戦国時代には里見氏、後北条氏などの介入で2度にわたる国府台合戦の舞台となり、
また明治時代になると陸軍の施設が設置され、終戦後に文教地区へと変貌していった。
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撮影時刻 2004/08/21 13:59:59
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