472.嵯峨野観光鉄道トロッコ嵯峨駅



トロッコ嵯峨駅は嵯峨野観光鉄道の起点の駅であり、JR山陰本線嵯峨嵐山駅に隣接する。
嵯峨野観光鉄道は山陰本線旧線を利用した観光に特化した鉄道であり、トロッコ列車のみを運行する。
現在の嵯峨野線の前身である京都鉄道は、1893年に京都から舞鶴までの鉄道を敷設するために設立され、
1897年2月15日に二条−嵯峨(現・嵯峨嵐山)が部分開業し、4月27日には大宮(1899年8月1日閉鎖)、11月16日には京都まで延伸した。
1899年8月15日には嵯峨から園部まで延伸し、全通した。
1907年8月1日には国有化され、国鉄分割民営化でJR西日本に継承された。
1989年3月5日に嵯峨−馬堀間を電化複線化した新線に切り替え、旧線を廃止したが、
風光明媚な保津峡を通る旧線を残して欲しいという要望があり、この旧線を使用したトロッコ鉄道を運営することとなり、
JR西日本の完全子会社として嵯峨野観光鉄道が設立され、山陰本線旧線を嵯峨野観光線としてトロッコ列車を運行するようになった。
この区間はDE10型ディーゼル機関車牽引のトキ25000形無蓋車改造のトロッコ列車を運転している。
嵯峨野観光線は戸籍上は山陰本線であり、JR西日本が所有する。
嵯峨野観光鉄道は第二種鉄道事業者としてトロッコ列車のみを運行し、観光特化の鉄道会社として営業している。
1991年4月27日に嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線はトロッコ嵯峨からトロッコ亀岡までの4駅、7.3kmの嵯峨野観光線が開業した。
トロッコ嵯峨には駅舎に隣接して「19世紀ホール」があり、19世紀の科学技術や芸術についての展示がある。


画像 dd00296
撮影時刻 2003/09/08 09:01:08

駅前に隣接する「19世紀ホール」。


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撮影時刻 2003/09/08 09:01:58




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