473.JR東海道本線長岡京駅



長岡京駅は東海道本線の駅であり、東海道本線京都−大阪間を特に京都線という。
画像は西口で、2005年5月にペデストリアンデッキが完成している。
1931年8月1日に神足として開業した。
「神足」は「こうたり」と読む。
現在の橋上駅舎は1987年2月に完成した。
1995年9月1日に長岡京に改称された。
長岡京は784年から794年まで都とされていたところで、山城国乙訓郡に存在した。
ただ、駅名は都としての“長岡京”よりも、長岡町が1972年10月1日に市制施行時に、
新潟県長岡市との混同を避けるため、“長岡京市”を名乗ったことによるものと思われる。
長岡京は784年(延暦3年)桓武天皇が平城京から遷都した。
しかしわずか10年で平安京に再び遷都されることになる。
その理由としてあげられるのは、桓武天皇の同母弟の早良親王が785年に造長岡宮使の藤原種継が何者かに暗殺された事件で連座して廃され、
無実を訴えるため絶食して淡路国に配流の途中に河内国高瀬橋付近で憤死し、
そのあとから長岡京では皇族の発病や病死が相次いだ。
これが早良親王の祟りであるとして鎮魂の儀が執り行われたとある。
そのほかにも川の氾濫などもしばしば起こり、これらの要因により再び遷都されたのだとされる。


画像 dd00318
撮影時刻 2003/09/08 11:45:25

長岡京駅東口。
駅前に緩急車ヨ8000形シ630401が、
保存されている。


画像 dd00322
撮影時刻 2003/09/08 12:00:52




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