474.近畿日本鉄道大阪難波駅
大阪難波駅は1970年3月15日に近畿日本鉄道難波線近鉄難波駅として開業した。
難波線は近鉄難波から上本町の3駅2.0kmで、それまでの近鉄奈良線と接続して難波から近鉄奈良まで直通させた。
近鉄難波線はもともと阪神電鉄西大阪線の千鳥橋に接続するのが目的だったが、
当初は難波までしか許可が下りなかったが、
逆に阪神電鉄が、近鉄難波まで延伸を果たし、2009年3月20日に念願だった直通を果たした。
阪神電鉄西大阪線は、阪神本線の高速新線として大物から伝法までが1924年1月20日に部分開業した。
当初は伝法まで開業したため、伝法線と呼ばれていた。
当初の計画では伝法から野田まで路線を敷設する予定だったが、その後計画が変更され、
国鉄(現・JR西日本)西成線(現・大阪環状線)西九条駅までの延伸に変更された。
1924年8月1日に伝法から千鳥橋まで延伸され、1964年5月21日に西九条まで延伸が完了した。
西九条延伸の前日に伝法線は西大阪線に名称変更された。
西九条から近鉄難波までの延伸のため、2001年7月10日に西大阪高速鉄道が設立され、
2003年から工事を行い、2009年3月20日に西九条−近鉄難波までの延伸が完成し、直通運転が開始された。
直通運転に際して、西大阪高速鉄道が敷設した西九条−近鉄難波間が、尼崎−西九条間と合わせて阪神なんば線と名称変更され、
また近鉄難波駅が大阪難波駅に名称が変更された。
西大阪高速鉄道が敷設した区間はほぼ全線が地下路線であり、そのまま地下にホームのある大阪難波駅に接続する。
画像は近鉄難波駅時代のものである。
画像 dd00355
撮影時刻 2003/09/08 15:34:18
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