475.南海電鉄難波駅



南海電鉄難波駅は御堂筋の南端にあり、“ミナミ”と呼ばれる繁華街の一角にある。
難波駅は南海電鉄南海本線の起点駅であり、また高野線も路線的は汐見橋−極楽橋間だが、
実際の運用では汐見橋−岸里玉出間で折り返し運転されていて、この区間は汐見橋線とし独立しており、
高野山方面の電車はすべて難波駅で発着し、天下茶屋から高野線に入っていく。
正面の南海ビルディングは当時流行していたネオ・ルネッサンス様式によって造られ、その豪華可憐な姿は現在も残っている。
設計者は久野節(みきお)氏で、このビルは高島屋がテナントとして入っている。
難波駅は1885年12月29日に阪堺鉄道の駅として開業し、189810月1日に合併により南海鉄道の駅となる。
駅ビルが完成したのは1932年7月9日で、7月15日には高島屋がテナントとして入っている。
ホームは3階にあり、頭端式9面8線になっている。
1番線から4番線が高野線、泉北高速線、5番から8番が南海本線、空港線で、
8番線9番線が空港特急「ラピート」用になっている。
地下には大阪市営地下鉄が接続しており、駅番号は御堂筋線がM20、四つ橋線がY15、千日前線がS16である。
なお、正式名称では「難波」だが、駅名表示では「なんば」と平仮名で表記している。


画像 dd00357
撮影時刻 2003/09/08 15:37:23



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