478.JR中央本線下諏訪駅



下諏訪駅はJR中央本線(中央東線)の駅であり、単式1面1線と島式1面2線の国鉄時代に多くあった線形である。
近隣には下諏訪温泉、諏訪大社下社、諏訪湖がある。
1905年11月25日に国鉄中央本線が岡谷で延伸されたのと同時に開業した。
今の駅舎は1963年3月に建設された建物を1998年2月に改築したものである。
諏訪大社は御柱祭で有名で、駅前には御柱のレプリカが建てられている。
御柱祭は正式には「式年造営御柱大祭」といい、寅年と申年に樅を山中から切り出し、各社殿の四方に建てて神木とする祭である。
出雲の大国主神が天照大神の孫で高天原から葦原中国に降りた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に国譲りをした時、
それに反対した大国主神の息子の建御名方神(たけみなかたのかみ)が建御雷神(たけみかづちのみこと)に追われ、
諏訪湖畔で追いつかれて降伏し、この地から出ないことを約束して許されたという古事記の記載がある。
その建御名方神を祀った神社の四隅に御柱を立てて結界を造ったということから、御柱祭が始まったとされる。
御柱のレプリカには以下のような解説が書かれている。

  下諏訪町は、江戸時代中山道と甲州道中が交わるところ、
 豊富な湯量を誇る宿場町として栄え、
 その名を馳せた歴史と文化の面影を今に残している。
  諏訪神社総本社の門前町としても賑わい、
 「おんばしら祭」が寅、申の年に行われ、
 その勇壮、豪快な祭りは天下の大祭として全国に知れ渡っている。
 また、毎年行われる「お舟祭り」も有名である。
  このモニュメントの「綱」はおんばしら、お舟の曳き網を表している。
 一本の縄に力が込められ、太く力強い「綱」ができ上がる。
 人々の団結、郷里良く、絆を意味する。
  下諏訪町の未来は「燦」として輝く。


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撮影時刻 2003/10/04 10:19:50



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