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496．ＪＲ鶴見線扇町駅

ＪＲ扇町駅は鶴見線の単式１面１線の無人駅である。
ＪＲ貨物の駅としては２階建ての建物があるが､旅客営業のための駅舎は無人の小さな入口があるだけである。
１９２８年８月１８日につるみ臨海鉄道の貨物駅として開業し､１９３０年１０月２８日に旅客営業を開始した。
１９４３年７月１日に戦時買収私鉄として国有化され､国鉄鶴見線の駅となった。
戦時買収私鉄とは１９４１年に公布された改正陸運統制令によってほぼ強制的に国有化された民間鉄道のことで､２２社がある。
国家総動員法に基づく軍事目的の強制的なもので､支払いには軍事公債が使用された。
この地域は浅野財閥の所有であったために､浅野家の家紋である扇が駅名の由来となった。

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撮影時刻 2003/10/18 11:26:38