501.東急電鉄長津田駅



長津田駅はJR東日本と東急電鉄の共同使用駅であり、JR横浜線に近い南口にはJR東日本の看板が、
東急田園都市線に近い北口には東京急行の看板のみが設置されているが、
駅は橋上駅舎の構造になっていて、それぞれ別の改札口からホームに降りることが出来るため、北口、南口ともJR、東急に乗ることが出来る。
地名では「なかつだ」だが、駅名は「ながつた」となる。
JR横浜線は島式1面2線で、東急田園都市線は島式2面4線の構造となっている。
また長津田からこどもの国までこどもの国線があり、西口には改札がなく、直接こどもの国線のホームに入ることが出来る。
こどもの国線のホームは単式1面1線で、直接乗った時は下車駅での精算となる。
こどもの国線は戦前は田奈弾薬庫への軍事路線だったが、1959年当時の皇太子明仁親王の結婚を記念して弾薬庫跡に「こどもの国」が開園し、
そこへのアクセス路線として引き込み線を利用して開業した。
当初はこどもの国協会が施設を保有、東急に運転管理を委託していたが、
1987年4月1日により鉄道事業法に基づいてこどもの国協会が第三種鉄道事業者として施設を所有し、
東急電鉄が第二種鉄道事業者として実際の運行をすることになった。
その後事こどもの国線沿線の宅地開発が進んだことを受けて、1997年8月1日に第三種鉄道事業免許を横浜高速鉄道した。
横浜高速鉄道は横浜市などが出資する第三セクターで、みなとみらい線などを所有している。
現在では横浜高速鉄道Y000系の車両が使用されている。
長津田に最初に駅を作ったのは横浜鉄道で、東神奈川−八王子間が開業した1908年9月23日に開業した。
1910年4月1日に鉄道院が横浜鉄道を借り上げ、1917年10月1日に国有化された。
東急電鉄が田園都市線を延伸開業したのは1966年4月1日で、
こどもの国線が開業したのは1967年4月28日である。
こどもの国線は東急からの分岐だったが、横浜高速鉄道が通勤路線化の改良を行い、2000年3月29日から現在のホームになった。


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撮影時刻 2003/11/03 09:01:36

長津田駅南口。
JR改札に近いため、
JR仕様の駅名表示板が掲げられている。


画像 dd01049
撮影時刻 2003/11/03 08:57:46
長津田駅西口。
こどもの国線の改札に近いため、
東急と横浜高速鉄道の社章が併記された、
駅名表示板が掲げられている。


画像 dd01051
撮影時刻 2003/11/03 09:06:14




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