526.JR横須賀線横須賀駅



JR横須賀線横須賀駅は2面3線のホームを有する地上駅であり、海側から単式の1番線、ホームの両側に線路がある2番線、3番線となる。
しかし1番線は現在は使用されておらず、実質的に2番、3番線の1面2線の駅となっている。
横須賀線は大船から東海道本線と分岐して久里浜まで行くが、実質的には総武快速線と相互直通して東京地下ホームから久里浜まで行く。
もともと横須賀線が1889年6月16日に大船から横須賀まで敷設された時に開業した駅なのだが、
横須賀から先は戦時中の1944年4月1日に久里浜まで延伸されたが、この区間は単線である。
そのため1番線、2番線は当駅止まりで頭端式ホームとなっており、久里浜方面に直通する列車は3番線に停車する。
折り返し列車は2番線を使用し、1番線2番線は頭端式となっているため、久里浜方の駅舎と改札があって跨線橋は存在しない。
横須賀は戦前から軍港として栄えており、海軍施設へのアクセス路線として軍の主導で作られた経緯があり、
そのため横須賀駅から横須賀港へのアクセス線も存在していた。
戦後一時期、米海軍施設へのアクセス線もあったが、現在は撤去されている。
現在の駅舎は1940年4月に改築されて誕生した。
また横須賀はカレーの街としても有名で、駅前にはカモメの水兵さんのマスコットとともにそのことが紹介されている。

  カレーの街よこすか

 日本のカレーライスは、開国を機にインド風ではなく英国風として伝えられたとされています。
 栄養バランスのよいカレーは明治期の海軍の食事に取り入れられ人気メニューとなり現在に引き継がれて来ました。
 家庭料理としてのカレーライスは、兵隊さん達によって、全国に広められたと言われています。
 海軍と共に歩んだ街横須賀は、全国にカレーを発信した街であると考えています。
 そして、明治時代に食べられていたカレーライスを現在に甦らせ、ここ横須賀から全国に向け発信しています。


画像 dd01408
撮影時刻 2004/02/21 11:06:17

横須賀港に停泊する米軍艦。
明治の頃から軍港として栄えている。


画像 dd01412
撮影時刻 2004/02/21 11:16:36




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2010