543.阪神電鉄西九条駅



阪神電鉄西九条駅は相対式2面2線の阪神なんば線の高架駅である。
2009年3月20日に大阪難波駅まで延伸され、
尼崎から大阪難波までが阪神なんば線となって近鉄と接続し、相互直通運転もされているが、
取材時はまだ西九条止まりであり、阪神西大阪線の路線名称であった。
難波方面への延伸はもともと計画されていたため、
終着駅として建設された時もJR大阪環状線の高架の上を延伸できる高さで建設された。
阪神なんば線は1924年1月20日に阪神本線大物−伝法間に伝法線という支線が建設された。
同年8月1日には千鳥橋まで延伸、1928年12月28日に大物まで延伸された。
建設当時は伝法から阪神野田まで延伸し、阪神ほんのバイパス線とする予定だった。
しかしその後難波方面へと延伸計画が変更され、1960年6月に難波延長線工事が着工され、
1964年5月21日に千鳥橋から西九条まで延伸された。
この前日に路線名も伝法線から西大阪線に変更されている。
1967年8月には西九条から九条までの延伸工事に着工したが、翌月中止されている。
2001年7月10日に西大阪高速鉄道が設立され、西九条からの延伸工事が再び着工された。
2009年3月20日に西九条から大阪難波間が開業し、西大阪線から阪神なんば線となった。


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撮影時刻 2010/07/11 09:32:23

終着駅時代の西九条駅西口。


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撮影時刻 2004/03/10 16:12:38
出口2側から見た西九条駅舎。


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撮影時刻 2010/07/11 09:38:33




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