544.大阪環状線西九条駅



JR西九条駅は大阪環状線の駅であると同時に、桜島線の起点駅でもある。
大阪環状線から桜島線への乗り換えの利便性を図るため、島式2面3線の構造となっている。
1番線と4番線が大阪環状線のホームとなっており、中線が桜島線のホームとなっていて、
大阪環状線の内回り、外回りの両方から乗り換えられる様になっている。
桜島線は西成鉄道が1898年4月5日に大阪から安治川口まで開通させた路線が始まりで、
同年10月1日に西九条駅は開業した。
1904年12月1日に鉄道作業局が借り上げ、1906年12月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称設定の際に大阪−天保山間が西成線となったが、
1961年4月25日に大阪環状線が全通した時に西成線を大阪環状線と桜島線に分離し、
西九条−桜島間が桜島線となった。
天保山駅は1905年4月1日に西成鉄道が延伸開業した駅で、1910年4月15日に移転して桜島駅と名称が変更になった。
1966年3月1日には再び移転して現在の位置になった。
桜島線は貨物線が主力だったが、貨物取扱量の減少から1986年11月1日には安治川口から先が廃止になった。
桜島線が一変したのは2001年3月1日にのユニバーサルシティ駅開業からで、
同年3月31日に開業した「ユニバーサルスタジオジャパン」への利用客が増え、
西九条駅も大阪環状線からの乗り換え客や阪神からの乗り換え客で利用客が増加した。
一部の列車は大阪環状線と直通しているが、多くは西九条駅からの折り返し運転である。


画像 dd01684
撮影時刻 2004/03/10 16:12:38



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