556.JR常磐線泉駅



JR常磐線泉駅は2面3線の地上駅であり、橋上駅舎化されている。
画像は南口の様子である。
1897年2月25日に日本鉄道の駅として開業した。
1906年11月1日に日本鉄道が国有化され、国鉄泉駅となる。
翌年の1907年12月1日には小名浜馬車軌道が開業した。
小名浜馬車軌道は泉から小名浜までの馬車軌道を敷設、
1915年6月2日に設立された岩城海岸軌道が翌年4月17日に小名浜から枝までの馬車軌道を敷設した。
岩城海岸軌道は開設者から小名浜馬車軌道を譲渡された合資会社東商会を買収した。
1936年12月9日には小名浜−江名間の免許が失効し、
1939年10月16日に岩城海岸軌道から小名浜臨海鉄道に社名を変更した。
一度は廃止した小名浜−江名間であるが、
1953年1月12日に江名鉄道が栄町−江名間を開業させたのに伴い、
再び小名浜−江名間を延伸開業し、泉−江名間の直通運転を開始した。
しかし1966年2月15日に江名鉄道の休止に伴い、小名浜から栄町間の直通運転を休止し、
1967年4月1日に福島県や国鉄が出資して福島臨海鉄道と社名を改めた。
1972年10月1日には泉−小名浜間で行われていた旅客営業が廃止され、
福島臨海鉄道は貨物専用線となった。


画像 dd02263
撮影時刻 2004/05/08 14:46:24

JR常磐線泉駅北口。


画像 dd02262
撮影時刻 2004/05/08 14:40:58




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