566.山形鉄道赤湯駅
赤湯駅は東口は新幹線の停車駅にふさわしい近代的な駅舎だが、
西口は真逆のログハウス風の駅舎になっている。
こちら側は山形鉄道の駅舎となっている。
山形鉄道は旧国鉄地方交通線である長井線を引き継いで誕生した第三セクターである。
1988年4月20日に創立し、同年10月25日にJR東日本から長井線を転換した。
その際、路線名を「フラワー長井線」に変更した。
フラワー長井線は赤湯駅を起点に30.5km、16駅が存在する。
長井線は1913年10月26日に長井軽便線として赤湯から梨郷までが部分開業し、翌年には長井まで延伸した。
1922年9月2日には軽便鉄道法廃止によって長井線に改められ、
1923年4月22日に荒砥まで延伸し、全通した。
もともとはその先、左沢線左沢まで延伸が計画されていたが、これは実現しなかった。
1986年には第3次地方交通線として廃止が承認され、
国鉄の分割民営化でJR東日本に継承されたものの、1988年10月25日に廃止された。
廃止の決定を受けて山形県が中心となって第三セクターの山形鉄道が設立され、
廃止と同時に長井線は山形鉄道に転換され、山形鉄道フラワー長井線として運行された。
画像 dd02322
撮影時刻 2004/05/09 11:58:21
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