570.JR中央本線猿橋駅



JR猿橋駅は島式1面2線の地上ホームを持つ中央本線(中央東線)の駅である。
画像は北口で南北に出入り口がある橋上駅となっている。
駅名にある日本三大奇橋といわれる猿橋は駅から東に約1.2キロメートルの距離になる。
国有鉄道によって中央東線猿橋から大月まで延伸された1902年10月1日に同時に開業した。
開業当時は駅名は「えんきょう」と読んでいたが、1918年8月1日に読み方を「さるはし」に変更した。
かつては木造の地上駅舎があったのみだったが、1997年12月25日に現在の橋上駅舎が完成した。
駅の南側にはJR東日本が清水建設と開発した新興住宅地「パストラルびゅう桂台」があり、
山頂にある住宅地まで「シャトル桂台」という住人専用の新交通システムが設置されていた。
これはBTM(Belt type Transit system by Magnet)という永久磁石を利用した磁石ベルト式輸送システムである。
乗り込むには暗証番号が必要なため、実質的に住人専用となっている。
シャトル桂台は全長220m、車両定員は25人で、鉄道事業法や軌道法による車両ではない。
2001年4月1日により運行が開始されたが、トラブルが相次いだために現在は休止されている。


画像 dd02371
撮影時刻 2004/05/15 10:10:41


JR猿橋駅南口。


画像 dd02372
撮影時刻 2004/05/15 10:13:47
南口にあるシャトル桂台。
住人専用の乗り物である。


画像 dd2373
撮影時刻 2004/05/15 10:14:53




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