581.JR鹿児島本線新八代駅



JR新八代駅は九州新幹線鹿児島ルートの新八代−鹿児島中央間の部分開業に合わせ、
2004年3月13日に鹿児島本線と交差する位置に設置された。
画像は東口で、こちら側が新幹線口となる。
在来線は相対式2面2線の地上ホームを有し、新幹線は島式1面2線の高架上にホームを有する。
駅舎は独立していて、乗り換えにはいったん改札を出る形になり、新在改札口は存在しない。
新幹線ホームには2004年3月13日の開業当時から上り線は在来線との連絡線が単線で設置されており、
博多を出た「リレーつばめ」が直接新幹線ホームに乗り入れするようになっている。
在来線と新幹線が同一のホームを利用し、新在改札もなく直接乗り換えられるというのはこの駅のみである。
新在直接乗り換えの便宜を図ったダイヤグラムが組まれ、九州新幹線「つばめ」と在来線「リレーつばめ」は接続ダイヤを取っている。
九州新幹線鹿児島ルートは2004年3月13日に新八代から鹿児島中央までが部分開業したが、
2011年3月12日に未開通部分だった博多−新八代間が全通する予定であり、その時は新在連絡は廃止される予定である。
また九州新幹線は博多から鹿児島中央まで全通した時には、山陽新幹線と直通運転される予定であり、
その時には「さくら」に愛称が決まったJR西日本所属N700系7000番台とJR九州所属N700系8000番台が充当される予定である。
九州新幹線に使用される800系は性能的には700系を踏襲しているが、
そのデザインはJR九州の新型車両をほぼ手がけている水戸岡鋭治氏によるものである。
スタイルは高速で走るためのデザインになっているが、内装は木彫を中心とした和のテイストでまとめられている。
車内のシート配列は2+2で、新幹線では・・・というより最近の鉄道車両としては珍しい木製である。
モケットには西陣織が採用され、古代漆、瑠璃、緑青の色が使われている。
車体の「つばめ」の文字デザインもまるで習字で書いたような文字である。
2011年3月12日以降は800系6両編成が博多から鹿児島中央までを結ぶことになる。


画像 dd02473
撮影時刻 2004/05/21 13:46:21

JR新八代駅西口。


画像 dd02474
撮影時刻 2004/05/21 13:53:33




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