584.JR鹿児島本線熊本駅



JR熊本駅は島式2面とそれを切り欠いた6線の高架ホームを有する鹿児島本線の駅である。
また豊肥本線の起点駅であり、宇土駅起点の三角線も全列車が発着する。
新幹線開業工事は2006年9月24日から開始され、
2011年3月12日に九州新幹線鹿児島ルートが新八代から博多まで延伸開業、
熊本にも島式2面4線の高架ホームで開業する。
在来線は白川口側のホームは1番線、1番線の鹿児島中央方面を切り欠いた2番線、
それに1番線の反対側の3番線は鹿児島本線下りと豊肥本線が使用する。
隣のホームは4番線、4番線の鹿児島中央方面を切り欠いた5番線、6番線に付番され、
両方向に直通できる4番線、6番線が鹿児島本線上りが使用する。
切り欠きホームの5番線は三角線や肥薩線特急などに使用される。
肥薩線の一部の特急やSL人吉号は6番線が使用する。
またダイヤによっては例外も存在する。
在来線は以前は3面7線の地上ホームだが、2015年に上り線が高架化、
2018年には下り線も高架化された。
地上ホーム時代は駅舎から直通する形で単式1面1線と島式2面4線のホームを有していた。
1番線の単式ホーム八代方面に単頭式2線の0番線があり、
また切り込み線も設置し、0A番線、0B番線、0C番線として、
SLや豊肥本線の列車が発着していた。
また1番と2番線の間に中線も設置されている。
1891年7月1日に九州鉄道が玉名から熊本まで延伸したのと同時に開業した。
熊本駅開業に先駆け、4月には熊本機関庫が設置されている。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化された。
1914年6月21日にはのちの豊肥本線となる宮地軽便線が開通した。
現駅舎に改築されたのは1958年3月で、1991年に画像の形に改修されている。
画像は1991年に改築された駅舎で、当時はこちら側にしか駅舎しかなかった。
2011年の九州新幹線鹿児島ルート開業と同時に西口が開業したが、
こり時点では在来線はまだ地上ホームであり、
西口に出るにはいったん地下通路に降りなければならなかった。
在来線上下線が高架化され、西側に通路が設置可能になり、
これに合わせて「肥後よかモン市場」という商業施設も併設された。


画像 dd02501
撮影時刻 2004/05/21 18:09:30

現在のJR熊本駅白川口(東口)。
熊本城の武者返しをイメージしている。


画像 dd24729
撮影日時 2019/05/18 10:46:48
現在のJR熊本駅新幹線口(西口)。


画像 dd19368
撮影日時 2013/08/23 7:39:26
熊本運輸センター車両基地の煉瓦造り。
新幹線建設のため解体されてしまった。


画像 dd02543
撮影時刻 2004/05/22 09:42:47




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