589.JR長崎本線浦上駅
JR浦上駅は相対式2面2線の地上ホームを有する長崎本線の駅である。
駅舎は国道206号に面して平屋建てで、駅舎側のホームが下り長崎方面となっている。
浦上から長崎に行くには並行して走る路面電車の方が全区間100円均一と安く、また運転本数も多いため、
下り方面の利用客はほとんどなく、上り線にはベンチなどが設置されているのに対し、下り線の設備は簡易である。
1897年7月22日に九州鉄道が現地まで延伸した時に終着駅として開業したが、開業当時は長崎駅と称していた。
1905年4月5日に現在の長崎駅まで長崎本線が延伸し、浦上駅と改称された。
1907年7月1日、旧私有鉄道は国有化され、1909年10月12日の線路名称制定により長崎本線の駅となる。
1945年8月9日に長崎に投下された原爆の爆心地に近く、被害も甚大だった。
長崎本線は喜々津から長与経由で浦上に至る路線だったが、
1972年10月2日に市布、肥前古賀、現川を経由して浦上に至る新線が開業し、浦上が喜々津と並んで分岐駅となった。
旧線は長与支線と呼ばれ、新線が電化されたのに対し、旧線は非電化のままである。
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撮影時刻 2004/05/22 15:46:19
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