592.JR鶴見線大川駅



JR大川駅は単式1面1線の地上ホームを有する鶴見線大川支線の終着駅である。
日中のダイヤはなく、平日は7時台、8時台に4本、17時から20時までに5本の設定しかなく、
土曜、休日に至っては7時台、8時台に2本、18時台に1本の1日3本の設定しかない。
駅近辺には埋め立て地で日清製粉鶴見工場、昭和電工川崎事業所、三菱化工機本社川崎製作所などの工場しかなく、
大川支線はこれらの通勤路線として位置づけられているようである。
大川支線は安善から分岐し、武蔵白石駅の当たりで分岐するが、武蔵白石にホームはない。
以前は旧型国電であるクモハ12形が武蔵白石と大川の間を往復していた。
またかつては側線から分岐して昭和電工川崎事業所への専用線があり、液体塩素を積むタキ5450形が行き交っていた。
1926年3月10日につるみ臨海鉄道の貨物駅として開業し、1930年10月28日から旅客営業を開始した。
駅名由来は鶴見臨海鉄道が開業した当時、日本初の製紙技師として“製紙王”と呼ばれた大川平三郎が経営していた富士製紙があったことに因む。
富士製紙は1933年に日本製紙に合併されている。


画像 dd02692
撮影時刻 2004/07/03 07:18:57



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2010