618.JR根室本線帯広駅



JR帯広駅は島式2面4線の高架ホームを有する根室本線の駅であり、終日駅員を配する有人駅である。
帯広市の中心となる駅で、特急「スーパーとかち」の終着駅であり、また全ての特急の停車駅でもある。
画像は北口で、1996年11月24日の高架化とともに四代目の駅舎として開業した。
開業当時は中央に改札があり、南北連絡通路が設置されていたが、
駅ビルを所有する第三セクターの帯広ステーションビルが破産、テナントの撤退などで中央部の改札を撤去し、中央部が通り抜けられるようになった。
1905年10月21日に逓信省札幌鉄道作業局出張所釧路線が帯広から釧路まで敷設されたのと同時に開業した。
1907年9月8日には鉄道庁北海道帝国鉄道管理局十勝線が旭川から帯広まで開業した。
さらに1924年11月4日十勝鉄道貨物線が乗り入れ、1925年12月10日士幌線が開業した。
1929年2月12日には十勝鉄道の帯広大通駅が南東に開業、国鉄帯広駅との乗換駅となるが、
この駅は1959年11月15日に廃止された。
1929年2月12日には広尾線が開業した。
国鉄再建法により1984年6月22日に士幌線、広尾線が第2次特定地方交通線として廃止が承認、
国鉄分割民営化直前の1987年2月2日に広尾線が廃止、同年3月23日に士幌線が廃止された。
広尾線は「愛の国から幸福へ」として人気になった愛国駅、幸福駅のある路線としても有名だった。
駅名の由来はアイヌ語の“オ・ペレペレケ・プ”が転訛したもので、「川尻がいくつにも分かれているもの」の意である。


画像 dd02869
撮影時刻 2004/07/17 11:54:52

JR帯広駅南口。


画像 dd02870
撮影時刻 2004/07/17 11:58:26




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