636.高松琴平電気鉄道瓦町駅



高松琴平電気鉄道瓦町駅は高松琴平電気鉄道の琴平線、長尾線、志度線の全路線が接続する琴電の中心的な駅で、
駅ビルである琴電瓦町ビルの1階部分が琴平線、長尾線のホームとなっている。
琴平線は島式1面2線、長尾線は単式1面1線のホームを使用し、
琴平線と長尾線は瓦町を出ると合流し、高松築港までは長尾線が琴平線に乗り入れる形で直通する。
また長尾線の花園側に留置線も設置されている。
志度線のホームはビルの東側の道路を隔てたところに頭端式1面2線のホームを有する。
また駅ビルの3階にはホームが設置可能な構造になっており、琴平線と長尾線の高架化に配慮した構造になっている。
これは香川県が琴平線、長尾線の高架化を計画していたものに対応したものであるが、この計画は財政難などの理由で断念された。
駅ビルには現在高松天満屋がテナントとして入居しているが、かつてはコトデンそごうが入居していた。
瓦町駅は現在の志度線に当たる東讃電気軌道が1915年4月22日に開業したのに始まる。
1927年4月22日には瓦町に隣接して現在の琴平線となる琴平電鉄の高松駅が開業した。
1941年8月には琴平電鉄の高松がコトデン高松に改称した。
戦時中の1943年11月1日に会社合併により琴電高松駅が高松琴平電気鉄道の所属となり、
瓦町は高松琴平電気鉄道志度線の駅となる。
1945年7月30日に志度線、長尾線が廃止された出晴駅から延長されて乗り入れ、志度線の瓦町駅は廃止された。
1951年12月26日に長尾線が経路を変更し、現在の路線配置となる。
1954年1月1日に琴電高松から瓦町に改称された。
1994年から現在の駅ビル建設が始まるが、それまでは琴平線、長尾線、志度線の全てが現在の駅ビルのある場所にホームを有していて、
単式1面1線と島式2面4線の計3面5線の地上ホームで構成されていた。
しかし駅ビル建設のために1994年6月26日に志度線が琴平線、長尾線と分離された。
1996年12月21日に現在の駅ビルが完成した。


画像 dd03107
撮影時刻 2004/09/12 07:57:21



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