667.JR大阪環状線京橋駅
JR京橋駅は相対式2面2線の高架ホームを有する大阪環状線の駅であるとともに、
地上に単式2面2線で片町線(学研都市線)とJR東西線があり、
京都府木津川市の木津から京橋までの片町線と京橋から兵庫県尼崎市の尼崎までのJR東西線は京橋で接続し、直通運転されている。
地上ホームは1番線がJR東西線下り北新地、尼崎方面、2番線が学研都市線上り四条畷、同志社前方面、
高架ホームは3番線が大阪環状線内回り大阪、西九条方面、4番線が大阪環状線外回り鶴橋、天王寺方面である。
1895年8月に浪速鉄道が現在の片町線となる片町から四条綴まで路線を敷設したが、この時は京橋にまだ駅はなかった。
京橋に駅が初めて設置されたのは、1895年10月17日に大阪鉄道が玉造から梅田(現・大阪)まで路線を敷設した時に始まる。
この路線は後の大阪環状線の一部となるが、1900年6月6日にに大阪鉄道の路線を関西鉄道が継承、
1907年10月1日に鉄道国有法によって関西鉄道は国有化された。
1909年10月12日に線路名称制定により城東線の所属となり、1961年4月25日に大阪環状線の完成により城東線から大阪環状線に所属変更となる。
一方、1912年4月21日には片町線が片町駅に京橋口乗降場を設置、城東戦況橋駅に接続した。
翌年1913年11月15日片町線京橋口乗降場を駅に格上げした上で、城東線京橋駅に統合され、片町線京橋駅が1面1線の地上ホームで開設された。
終戦前日の1945年8月14日に空襲により片町線ホームが大破、避難していた200名以上が死亡した。
1955年1月25日に片町線は複線化され、島式1面1線となる。
1970年には片町線片町行きのホームが完成し、長尾方面と分離、
1997年3月8日にJR東西線が開業、片町線京橋−片町間が廃止され、片町線とJR東西線は直通した。
画像のJR大阪環状線京橋駅の反対側には、京阪本線京橋駅が設置されている。
京阪は島式2面4線の高架ホームを持つ京阪本線の駅であり、ホームは駅ビルの中にあるために一見すると地下駅のようである。
今の京阪の駅が出来たのは1910年4月15日で、開業時は蒲生駅として地上に相対式2面2線のホームを有していた。
現在の位置に移転したのは1932年10月30日で、
戦時中の1943年10月1日に陸上交通事業調整法によって阪神急行電鉄(現・阪急)と合併、京阪神急行電鉄となる。
1949年12月1日に旧の京阪の路線のうち、新京阪線を除く路線が京阪電気鉄道として分離した。
この独立の2ヶ月前の10月1日に蒲生が京橋に改称された。
このほかに大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線も乗り入れている。
駅名の由来は寝屋川に架かる京橋という橋にある。
画像 dd03316
撮影時刻 2004/10/03 16:40:21
JR京橋駅南口。 画像 dd03318 撮影時刻 2004/10/03 16:44:55 |
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