674.JR両毛線伊勢崎駅



JR伊勢崎駅は島式2面3線の高架ホームを有する両毛線の高架駅である。
高架ホームは中線が二つのホームで共有しており、上下線の交換が可能となっている。
伊勢崎駅周辺連続高架化事業によって2010年5月30日より高架ホームが使用開始された。
画像は地上ホーム時代の駅舎であり、この当時は乗り入れている東武伊勢崎線と改札を共有していたが、
高架後は改札も別となり、また南北自由通路が設けられる。
東武伊勢崎線のホームに関してはJR両毛線地上ホーム時代に1番線から陸続きであった頭端式1面2線ホームがそのまま使われている。
両毛線は1888年5月22日に両毛鉄道によって小山から足利まで敷設したのに始まる。
同年11月15日に桐生まで延伸、1889年11月20日に前橋まで延伸し、全通した。
全通当時に伊勢崎駅も同時に開業した。
1897年1月1日に両毛鉄道は東北本線や高崎線を布設した日本鉄道に譲渡される。
1906年11月1日に日本鉄道は国有化され、官設鉄道に移管した。
1909年10月12日に国有鉄道線路名称設定により小山から高崎間が両毛線となる。
1910年7月13日に東武鉄道伊勢崎線が伊勢崎まで延伸してきた。
東武鉄道伊勢崎線の始点である浅草駅は松屋がテナントで入るビルが建っているが、
終点の伊勢崎ではJRに乗り入れる形で旧駅舎では“東武鉄道”の会社名も掲示されていなかった。


画像 dd03358
撮影時刻 2004/10/07 14:03:33

東武伊勢崎線のホーム。
JRに間借りする形で設置されている。


画像 dd03360
撮影時刻 2004/10/07 14:14:39




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2011