745.北陸鉄道新西金沢駅



北陸鉄道新西金沢駅は島式1面2線の地上ホームを有する北陸鉄道石川線の有人駅である。
島式ホームには構内ホームで接続している。
JR北陸本線西金沢駅と近接しており、乗換駅となっている。
北陸鉄道はふたつの鉄道路線を有するが、浅野川線がJR北陸本線の北側に延びるのに対し、
石川線は南側に延び、この新西金沢駅で接続するもののJR北陸本線とは基本的に独立した線形を描く。
北陸鉄道石川線は元東急の7000系を譲り受けて2両編成化して使用している。
そのため東急7000系の前面のデザインをそのまま残している車両と中間車両に運転台を新設した車両とが存在する。
東急7000系は貫通扉が存在するが、運転台を新設した車両は貫通扉はなく、
妻切り型の正面を覆って窓を付けただけのちょっとのっぺりとした印象の車両である。
東急7000系は片側3扉車だが北陸鉄道石川線ではそれ程乗客も多くないため、まん中の扉は開かなくなっている。
1915年6月22日、石川鉄道の新野々市として開業し、1923年5月1日に石川鉄道が金沢電気軌道に合併する。
1926年2月10日に新西金沢に駅名変更、戦時下の交通統合により北陸鉄道、金石電気鉄道、温泉電軌、金名鉄道、能登鉄道などが合併、
新生“北陸鉄道”が誕生し、北陸鉄道石川線の駅となる。


画像 dd04173
撮影時刻 2005/07/23 08:39:38



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