753.JR北陸本線富山駅
JR富山駅は島式2面4線と切欠きホーム1線の計2面5線の高架ホームを有する、
北陸本線から移管したあいの風とやま鉄道線の駅である。
またJR高山本線も接続し、終着駅となっている。
1番線はあいの風とやま鉄道線上り倶利伽羅方面が使用、
島式ホームの内側、3番線の一部を切り欠いた2番線は折り返しの高山本線が使用、
3番線はあいの風とやま鉄道線上りと高山本線が使用、
4番線、5番線は下り市振方面が使用する。
高山本線は全線非電化のため、2番線は電化されていない。
北陸新幹線が金沢延伸した2015年3月14日以前は地上ホームであった。
その時代は島式ホーム2面4線、単式ホーム1面1線、
切欠きホーム1線の計3面6線構造で、
また富山港線が分離される前は島式4面8線に切欠きホームを有する、
計4面9線構造になっていた。
北陸新幹線は島式2面4線の高架ホームを有し、
11番線、12番線は上り、13番線、14番線は下りが使用する。
富山発着の下り方面「つるぎ」は11番線を使用する。
北陸本線は官設鉄道として東海道本線米原から信越本線直江津までを結ぶ、
176.6kmの路線であり、日本海縦貫線の一部でもある。
北陸新幹線金沢延伸により、直江津から金沢の区間が分離され、
直江津から市振の新潟県内はえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン、
市振から倶利伽羅の富山県内はあいの風とやま鉄道線、
倶利伽羅から金沢の石川県内はIRいしかわ鉄道に移管された。
在来線高架化までは地下に南北自由通路が設置され、
人や自転車のみが駅下を通過出来るようになっていて、
自動車は駅の東西に隧道を通過するようになっていたが、
高架下後は駅の下に道路が設置され、
北側を走っていた富山ライトレール(現・富山地方鉄道富山港線)と、
南側の富山地方鉄道市内線のが繋がった。
またJRが高架化されるのに併せ、富山地方鉄道郊外線も高架化し、
相互乗り入れも直通の構想もあるようである。
富山駅が開業したのは1899年3月20日で、
官設鉄道が高岡より延伸した時に終着駅として開業する。
開業時は神通川西岸の富山市田刈屋にあったが、
1908年11月16日に魚津まで延伸他時に現在地に移転される。
1909年10月12日にの線路名称制定により北陸本線の所属となる。
1927年9月1日に飛越線(現・高山本線)が越中八尾まで開業する。
また同年9月1日に富岩鉄道の富山駅が開業する。
1934年10月25日の線路名称改定により飛越線が高山本線に編入される。
1941年12月1日に富岩鉄道線、富山市営鉄道運河線を富山電気鉄道が譲受、
富岩鉄道は富山電気鉄道の路線となる。
戦時中の1943年6月1日に富山地方鉄道富岩線が国有化され、国有鉄道富山港線となる。
2005年より高架化工事が開始され、2006年3月1日にJR富山港線が営業を終了、
約2ヶ月を掛けて富山港線は減圧、ライトレール化された。
JR富山駅への直接乗り入れは廃止され、
富山駅北から奥田中学校前までが共用路線として新設された。
画像 dd25122
撮影日時 2019/09/15 7:48:04
リニューアル前のJR富山駅南口。 画像 dd04222 撮影日時 2005/07/24 10:46:56 |
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リニューアル前のJR富山駅北口。 画像 dd04224 撮影時刻 2005/07/24 11:00:48 |
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地上ホーム時代のJR富山駅北口。 富山ライトレール富山駅北口電停が見える。 画像 dd10737 撮影時刻 2008/07/25 13:13:56 |
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JR富山駅南口仮設駅舎。 画像 dd18224 撮影時刻 2012/05/19 17:45:14 |
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