757.JR奥羽本線横手駅




JR奥羽本線横手駅は484.5kmという長い奥羽本線の中でもある意味で中心の駅といえる。
奥羽本線は日本鉄道東北線(現・東北本線)青森と同・福島駅を結ぶ官設鉄道として、
青森からは奥羽北線が、福島からは奥羽南線が施設され、最後に横手で二つの線路が繋がったのである。
奥羽北線は1894年12月1日に青森から弘前まで開業し、1903年には秋田まで延伸、
そして横手まで延伸されたのが1905年6月15日で、この日が横手駅の開業日である。
一方、奥羽南線は1901年5月15日に福島−米沢間が開業し、同年中に山形まで延伸、1903年には新庄まで延伸した。
横手まで延伸したのが1905年9月14日で、
この日に奥羽北線と奥羽南線の二つの線路が接続し、奥羽本線は全通した。
また横手駅は北上線との分岐駅でもあり、3面4線で1番線が北上線乗り場となっている。
4番線は1971年に廃線となった羽後交通横荘線のホームがそのまま利用されている。
羽後交通横荘線は横手と現在の由利本庄市にあった老方を結んでいた鉄道路線で、
この一部は鉄道省に譲渡され、国鉄矢島線から現在では由利高原鉄道鳥海山ろく線となっている。
構内に「JR北上線終着駅」という看板が立っており、そこには「大正13年11月15日横黒線開通」と「61km033m」と書かれている。
大正13年は1924年で、北上線は横黒軽便線として、
黒沢尻(現・北上)から東横黒軽便線が1921年より施設され、横手より西横黒軽便線が1920年より施設されていき、
1924年11月15日に全通したのである。
1954年3月25日に黒沢尻が北上に改称され、遅れて1966年10月20日には路線名も北上線になった。
駅待合室に掲げられている「駅名の由来」には以下のように書かれている。
「横手市は、東に奥羽山脈、西に出羽山地、中央に雄物川が流れる横手盆地の東角にあります。
かつてこの地域では、雄物川の水運を要路として、交通経済が発達していました。
『横手』とはこの水運幹線から横手に入った旭川(横手川)の河港という説。
また一説には、小野寺城代家老が、平城に横手三郎という家老をおき、この名にちなんで名づけられたともいわれています。」
横手駅周辺は“焼きそば”が有名らしく、駅には「横手駅周辺焼きそばマップ」というガリ版刷りが置かれていて、
そこには「横手駅から徒歩5分以内で行けるお店です」という8件が紹介されていた。
横手市産業経済部商業観光課焼きそば担当の取材で、
「横手焼きそばの主な特徴」として、
「全体的に薄めの焼き色で、焼きそば自体に汁気があり、しんなりしています。
キャベツ、豚ひき肉などを使い目玉焼きをのせます。
福神漬けが添えられている場合が多いです。」と書かれている。


画像 dd04285
撮影時刻 2005/09/18 11:05:56



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