759.JR奥羽本線大鰐温泉駅




JR大鰐温泉駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する奥羽本線の駅である。
現在、JRは大鰐温泉駅、弘南鉄道は大鰐駅と名称が異なるが、実際は同じ敷地に駅があり、
駅舎は独立しているが改札の中で一緒になっていて、跨線橋で繋がれている。
大鰐の駅は1895年10月21日に国鉄大鰐駅が開設されたのが最初で、
1952年になって弘前電気鉄道が大鰐−弘前中央間に路線を施設し、
弘前電気鉄道が弘南鉄道と合併したため、1970年10月1日から弘南大鰐駅となった。
1986年4月1日には弘南鉄道が“弘南大鰐”から“大鰐”に変更したが、
1991年にはJRが名称を“大鰐”から“大鰐温泉”に変更したため、
再び同一駅でありながら鉄道会社によって名称の違う駅となってしまった。
「大鰐」という地名の由来については、大鰐町のホームページでは、
はるか昔、大きな阿弥陀如来像があることから大阿弥陀と呼ばれていたものが、
「大阿弥/おおあみ」、「大阿子/おおあね」となり、
室町時代には「大安国寺/おおあに」などとなり、
大浦為信の津軽統一以降に「大鰐」となったと記されている。
また“鰐”とはクロコダイルやアリゲーターのワニではなく、“山椒魚”のことを指していて、
“大鰐”とは大きなサンショウウオが住んでいたところという意味があるらしい。
1895年10月21日に“大鰐”の名称で開業した。
1952年1月26日には弘前電気鉄道大鰐駅が開業、1970年10月1日に同線は弘南鉄道に移管され、
国鉄の大鰐駅と区別するために弘南鉄道の大鰐駅は“弘南大鰐”に改称された。
1986年4月1日に弘南鉄道の“弘南大鰐”が“大鰐”に改称されると、
1991年3月16日にはJRが駅名称を“大鰐”から“大鰐温泉”に変更した。
「私にやさしい街がある 歓迎 大鰐町」と書かれた台座にピンクのワニのオブジェが駅前に飾ってある。


画像 dd04295
撮影時刻 2005/09/18 14:57:23



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