767.JR五能線木造駅




JR五能線の駅舎の中でも異彩を放つのが木造駅である。
駅舎の前面に巨大な土偶のモニュメントがあり、その高さは画像のタクシーと比較しても分かるとおり、巨大なものだ。
この巨大なモニュメントを含む駅舎は、2階建てのコミュニティーセンターを兼ねていて、
どちらかというとコミュニティーセンターの一画に駅があると云った方がいい。
竹下内閣当時に全国の市町村に「ふるさと創生資金」の名目でばらまかれた1億円に、
木造町がもう1億円を追加して建てたもので、
このモニュメントの土偶は「遮光器土偶」というもので高さは17.3mもある。
地元では「しゃこちゃん」の愛称で親しまれており、列車が近づくと目が光る仕掛けまであるという。
この遮光器土偶は木造町にある亀ヶ岡遺跡から発掘されたものがモデルになっており、
目の部分がエスキモーの使う遮光器ににていることからこう呼ばれるようになった。
ここは「東北の駅百選」にも選ばれている。


画像 dd04348
撮影時刻 2005/09/19 10:38:50



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2012