775.JR芸備線矢賀駅
JR矢賀駅は島式1面2線の地上ホームを有する芸備線の駅であり、
ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。
矢賀駅から約600mの距離には広島貨物ターミナル駅があり、
またこの付近は芸備線と山陽新幹線の広島新幹線運転所(博多総合車両所広島支所)への回送線が高架で併走している。
1929年3月20日に芸備鉄道によって停留所として開業した。
この路線はガソリンカーが使用されており、1937年7月1日に芸備鉄道は国有化され、
芸備鉄道の路線は芸備線となり、矢賀も停留所から駅に昇格したが、相変わらずガソリンカーが使用されていた。
1941年8月10日にはガソリンカー廃止により駅の営業も休止された。
1942年10月28日には野が信号場として復活、1943年4月2日に駅に昇格した。
芸備鉄道時代、矢賀と広島の間に“東広島”という貨物専用駅が存在したが、国有化とともに廃止された。
これは山陽新幹線東広島駅とは関係ない。
また戦前、矢賀と戸板との間に芸備中山と石ヶ原というガソリンカー専用の駅が存在したが、
1941年8月10日に戦時下の燃料事情の悪化によるガソリンカーの廃止により、
矢賀とともに営業を休止、そのまま廃止された。
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撮影時刻 2005/10/23 09:40:27
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