776.南海電鉄極楽橋駅



南海電鉄極楽橋駅は櫛形3面4線の地上ホームを有する高野線の終着駅である。
南海鉄道鋼索線の起点駅でもあり、頭端式2面1線の駅が設置されている。
ほとんどの利用客が高野山参拝で高野線と鋼索線の乗り換えのために利用するため、極楽駅で下車する客は少ない。
駅の所在地は和歌山県伊都郡高野町大字高野山国有林第8林班にあり、駅の標高は538mである。
駅の北側には極楽橋と名付けられた赤い橋があり、駅名の由来となった。
この橋を渡ると不動坂という高野山への賛同に通ずる。
1929年2月21日に高野山電気鉄道がが神谷(現・紀伊神谷)から延伸した際の終点として開業。
翌年6月29日に鋼索線が極楽橋から高野山駅まで開業した。
戦時中の1944年6月1日に南海鉄道は陸上交通調整法により関西急行鉄道と合併し、近畿日本鉄道が設立する。
戦後の1947年6月1日に高野山電気鉄道に南海鉄道の路線を譲渡する形で南海電気鉄道が設立した。


画像 dd04669
撮影時刻 2005/12/10 12:40:35

駅名の由来になった極楽橋。


画像 dd04697
撮影時刻 2005/12/10 12:35:36
高野山ケーブル乗り場。
極楽橋駅から直結している。


画像 dd04702
撮影時刻 2005/12/10 12:47:10




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2012