788.水島臨海鉄道水島駅
水島臨海鉄道水島駅は島式1面2線の高架ホームを有する水島本線の駅である。
画像はロータリー側、出口1側から見た駅舎で、高架下に駅機能が集約されている。
旅客本線のほかに側線に貨物線があり、また水島本線の終点は隣の三菱自工前だが、
この駅は近隣の工場の通勤時間帯のみ運行されているため、実質的には水島本線の終着駅といっていい。
そのため水島で折り返すために1番線、2番線ともに上下線が使用、発車番線は固定されていない。
水島港の最寄り駅となっており、瀬戸大橋開業以前には四国の丸亀との間にフェリーが運航されていた。
水島本線は1943年6月30日に三菱重工水島航空機製作所専用鉄道として、
倉敷から水島航空機製作所(現・三菱自工)までが敷設されたのに始まる。
戦後の1947年に元水島航空機製作所専用鉄道を水島工業都市開発に移管、
1948年8月20日に同線を水島工業都市開発が社倉敷(現・倉敷市)から水島を経て、
水島港までを地方鉄道法による鉄道として開業、
この時に水島駅も同時に開業した。
同線は1952年4月1日に水島工業都市開発から倉敷市に譲渡、
倉敷市交通局運営の市営鉄道となった。
1970年4月1日に水島臨海鉄道が倉敷市交通局から施設譲渡を受け、同社の路線となる。
1992年9月7日に高架化され、現在の駅舎となった。
高架化される前までは単式ホーム1面1線に貨物通過線1線が敷設された無人駅だった。
画像 dd04798
撮影時刻 2006/01/21 14:22:07
東側、出口2側から見たの駅舎。 画像 dd23378 撮影日時 2017/07/22 14:56:41 |
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