810.肥薩オレンジ鉄道出水駅



肥薩オレンジ鉄道出水駅は九州新幹線鹿児島ルートの部分開業により、
鹿児島本線八代−川内間がJR九州から分離され、転換されて誕生した肥薩おれんじ鉄道線の駅である。
単式ホーム1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する有人駅であり、
車両基地も併設されているため、肥薩おれんじ鉄道線としての中心駅となっている。
また九州新幹線鹿児島ルートの駅舎も併設されており、
出水駅付近は九州新幹線と肥薩おれんじ鉄道線はほぼ並行していて、
東側が九州新幹線の駅舎となっており、西側には鹿児島本線時代の旧駅舎があり、
その隣に肥薩おれんじ鉄道の駅舎が設置されている。
旧駅舎は駅舎自体は使われていないが何故かトイレだけが今でも使用されている。
また西口には蒸気機関車C56型92号機が静態保存されている。
「出水」は「いずみ」と読み、鹿児島本線のうち、水俣から鹿児島間は川内線、のちに川内本線として開業した区間であり、
1923年10月15日に米ノ津から野田郷までの区間が開業した時、同時に開業した。
1927年10月17日に八代から川内までが全通し、この区間が鹿児島本線となった。
2004年3月13日に九州新幹線鹿児島ルートの新八代−鹿児島中央間が部分開業し、
それに合わせて鹿児島本線八代−川内間がJR九州より分離、肥薩おれんじ鉄道として転換された。


画像 dd05735
撮影時刻 2006/05/13 16:23:56



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