813.JR久大本線由布院駅

 


JR由布院駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する久大本線の有人駅である。
全国的に有名な温泉地である湯布院は女性人気も高く、
駅舎もそれに合わせるように1990年に大分県出身の建築家磯崎新氏によって設計され、
費用は由布市とJR九州が半分ずつ負担して建設された。
由布院駅のアクセス列車として“ゆふいんの森”やシーボルト再改造の“ゆふDX”などが発着し、
また駅前には観光用の馬車も走っていた。
ホームの中には“ゆふいん驛「あし湯」”があるが、有料で入るには駅の窓口で足湯券を買わなければならない。
大人\160、小人\80で利用時間は9:00〜19:00である。
1925年7月29日に鉄道省によって国有鉄道の駅として開業した。
開業時は“北由布”の駅名だったが、1950年1月1日に“由布院”に改称された。
由布院駅の所在地は大分県由布市湯布院町で市名の“由布市”や駅名の“由布院”と字名の“湯布院町”とで“ゆ”の漢字が異なる。
これは市町村合併にまつわる事情によるもので、現在の由布市は2005年10月1日に湯布院町、挾間町、庄内町の三町が合併して誕生した。
“湯布院町”は1995年2月1日に“由布院町”と“湯平村”が対等合併して誕生したのだが、
その時に“湯平村”から一文字残したために“湯布院”の表記になった。
再合併した際に再び“由布”の表記となったが、合併前の町名を字として残したために今のような住所表記となってしまった。
因みに温泉としては“由布院”が正しく、“湯布院”という温泉は存在しない。


画像 dd05767
撮影時刻 2006/05/14 12:54:15

JR由布院駅ホームの足湯。
「ゆふいん驛『あし湯』」と書かれている。


画像 dd05768
撮影時刻 2006/05/14 12:56:59




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