823.JR宗谷本線兜沼駅




JR兜沼駅は相対式2面2線の地上ホームを有する宗谷本線の無人駅である。
列車交換が出来るようになっており、駅舎と反対側のホームには構内踏切で繋がっている。
宗谷本線の短絡線として鉄道省により建設された手塩線の稚内側から敷設された、
手塩北線の稚内(現・南稚内)から兜沼までが1924年6月25日に部分開業した時に終着駅として開業した。
1926年9月25日には音威子府側から敷設されてきた手塩南線と接続、両線を統合して手塩線に改称した。
1930年4月1日にはオホーツク海側を通って浜頓別を経由していた旧線は宗谷本線から分離され北見線となり、
兜沼を経由する手塩線が宗谷本線となった。
北見線はのちに天北線と改称され、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法(国鉄再建法)により第2次特定地方交通線に指定され、
国鉄分割民営化後の1989年5月1日に全線廃止された。
駅名の由来は駅から南西に0.5kmの距離にある兜沼から来ていて、
この沼の形が兜の鍬形に似ているとされる。


画像 dd06284
撮影時刻 2006/07/22 11:27:43



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