832.JR山陽本線曽根駅




JR曽根駅は単式2面2線の地上ホームを有する山陽本線の駅である。
もともとは国鉄に良くあった単式1面1線と島式1面2線の計2面3線のホーム形態だったが、ホーム形態だったが、
中線の2番線が廃止されて島式ホームが単式ホームになったために現在の形態となった。
そのため上り線が1番線、下り線が3番線となっており、2番線は欠番の付番となっている。
2番線のホームのあった場所には柵が設置されている。
1888年12月23日に山陽鉄道が明石から姫路まで敷設したのと同時に開業した。
開業した当時の所在地が印南郡阿弥陀村だったため阿弥陀駅と名付けられた。
もともとの敷設構想では印南郡曽根村を経由して曽根村内に駅を設ける計画だったが
村人から蒸気機関車の通過に反対があって実現しなかったという。
1893年4月21日に東に0.8km移動、さらに1907年11月1日にも移動して現在地に駅が設置された。
近くの観光資源である曽根天満宮の霊松“曽根の松”を駅名に望む声が高まり、1902年3月1日に“曽根”に改称された。
山陽鉄道は1906年12月1日に国有化され、1909年10月12日の線路名称制定により山陽本線の所属となった。


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撮影時刻 2006/08/25 15:45:12



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