845.近畿日本鉄道生駒駅
近鉄生駒駅は近鉄奈良線の駅であり、また生駒線の始発駅でもある。
近鉄奈良線は1914年に4月30日に大阪電気軌道によって開通した路線であり、
生駒駅も上本町−奈良間が開業したのと同時に開設された駅である。
尚、開業当初の奈良駅は高天町付近にあり、現在の近鉄奈良駅は同年7月8日に延伸したものである。
近鉄生駒線は1922年5月16日に信貴生駒電気鉄道が王寺−山下(現・信貴山下)間を開業させたのが始まりで、
新生駒(現・生駒)まで乗り入れたのは1927年4月1日になってからである。
1964年10月1日に近畿日本鉄道が信貴生駒電鉄を合併し、路線名が生駒線となった。
皇子から開業した関係で、始点は王寺であり、終点が生駒となっている。
けいはんな線はもともと1977年9月16日に設立された東大阪生駒電鉄が生駒−長田間を建設して、
その後近鉄が東大阪生駒電鉄を吸収合併して東大阪線とした部分と、
1988年7月28日に設立した奈良生駒高速鉄道が建設した生駒−学研奈良登美ヶ丘間の京阪奈新線からなる。
2006年3月27日に生駒−学研奈良登美ヶ丘間が開業し、東大阪線と合わせてけいはんな線とする。
この路線の建設は混雑する近鉄奈良線のバイパス線として計画され、
大阪市が建設を予定していた大阪市営中央線の延伸線と長田で接続して相互直通することになった。
大阪市営地下鉄中央線が第三軌条方式で建設されているために、
東大阪線や京阪奈新線も第三軌条方式で建設された。
そのため同じ近鉄でありながら集電方式が違う路線が生駒駅に接続する。
1、2番はけいはんな線専用で、3、4番線は奈良線、5、6番線は生駒線のホームになっている。
またけいはんな線と奈良線、生駒線間には乗り換え専用改札がある。
生駒鋼索線(生駒ケーブル)鳥居前駅とも歩道橋を通じて乗り換えることが出来る。
画像 dd06647
撮影時刻 2006/08/27 11:53:34
生駒鋼索線(生駒ケーブル)鳥居前駅。 画像 dd06643 撮影時刻 2006/08/27 11:47:22 |
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