849.JR磐越西線喜多方駅
JR喜多方駅は単式ホーム1面1線の単式ホームと島式ホーム1面2線の計2面3線の地上ホームを有する磐越西線の駅である。
かつては1番線ホームを切り欠いた4番線ホームから日中線が分岐していた。
磐越西線は郡山から喜多方までは交流電化されているが、この先から新津までは非電化である。
1904年1月20日に岩越鉄道が若松から喜多方まで開業した時に同時に開業した。
1910年12月15日には山都まで延伸した。
1938年8月18日に日中線が喜多方から熱塩までまでが開業したが、
1984年4月1日に廃止された。
駅には駅名由来に関して以下のように書かれている。
喜多方駅の駅名由来
飯豊連峰を間近に仰ぐこの地は、山々に囲まれた地勢と、
会津盆地の北部にあることから、藩政時代には「北方(きたかた)」と呼ばれていました。
出羽(山形)や越後(新潟)への街道筋にあたり、周辺村落の物資の集散地になっていき、
やがて地場産の物品を原料とした手工業が発達していきました。
飯豊山麓の良質な木材と、盆地の気候条件が製作に好適であった漆工芸をはじめ、
会津米と飯豊の伏流水を利用した酒造業、味噌や醤油などの醸造業、
会津桐の木目の美しさを生かした桐工芸などが盛んになり、
「北方」は、会津藩内有数の商工業都市として賑わいました。
明治八年、五つの村を合併して町制を施行した際、「北方」という名は、
喜びの多い町という意味の「喜多方」し改められました。
この地名の由来を受けて、
明治三七年(一九〇四)一月二〇日、岩越鉄道(現在の磐越西線)が開通した時、
喜多方駅が開業しました。
画像 dd06696
撮影時刻 2006/09/09 11:53:34
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