881.東武東上線みずほ台駅



東武東上線みずほ台駅は島式1面2線の地上ホームを有する東上本線の駅である。
橋上駅舎化され、1番線は下り、2番線は上りが使用、画像の東口は1階2階は店舗、上層階はマンションとなっている。
現在のみずほ台駅の場所に1927年2月1日に水谷信号所が開設、貨物専用ホームが設置された。
当時は東京方面から運搬された屎尿を近隣の農家に発送する場所として開設された。
1938年6月1日には水谷信号所は廃止されたが、
戦後の1951年9月1日に今度は運行本数増加のために水谷信号所跡にみずほ台信号所が開設された。
1954年6月15日にはみずほ台信号所から鶴瀬までが複線化され、同年6月26日にみずほ台信号所は廃止された。
1977年10月21日になってみずほ台駅が開業した。
現在の駅所在地は埼玉県富士見市東みずほ台二丁目であるが、開設当時は“富士見市水子”であったため、
駅名も「水子駅」になる予定であった。
しかし「水子」は流産した胎児を指すこともあるから、“みずこ”と響きが似ている“みずほ”になったという。
「水子」という地名の由来には諸説あるが、古代には現地は武蔵野台地の東端であり、海に近かったために湧き水が多く、
この地は「水処(みずこ)」と名付けられ、それが「水子」となったという。
また旅の僧を泊めた家の娘が妊娠したため、
再び現れた僧が家族から詰られると祈祷を行い腹の子が水となって流れたという「水子伝説」などもある。


画像 dd07347
撮影時刻 2006/11/14 14:58:33

東武東上線みずほ台駅西口。


画像 dd07348
撮影時刻 2006/11/14 15:01:36




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