920.JR東海道線沼津駅



JR沼津駅は島式3面6線の地上ホームを有する東海道本線の駅である。
東海道本線のほかに御殿場線の終着駅でもある。
1番線が下り東海道本線中線、2番線が下り東海道本線主本線、3番線が上り東海道本線中線、4番線が上り東海道本線主本線、
そして5番線と6番線が御殿場線が使用、6番線は東海道本線上りへの直通列車や始発列車が使用する。
東海道本線は基本的に太平洋の海岸沿いに敷設されているが、
熱海から沼図までは伊豆半島から続く箱根の外輪山のために大きく迂回して御殿場経由で敷設された。
1889年2月1日に国府津から御殿場経由で沼津、そして静岡までが敷設された時に同時に開業した。
1896年の線路名称制定によりこのルートが東海道線と命名、1909年10月12日の線路名称制定により東海道本線となる。
しかしこのルートは“函嶺越え”と呼ばれる勾配の厳しい区間であり、補助機関車を必要とした。
そのため沼津駅は機関車の付け替えのための施設が必要となり、機関区も設置された。
御殿場経由の東海道本線は機関車の付け替えや豪雨による土砂崩れなど輸送力に問題をはらんでいた。
そこで東海道本線の輸送力増強のために箱根から天城にかけての丹那盆地を貫通するトンネル建設が決定、
1918年から工事に着工、7年後の完成を目指したが湧水、温泉余土、更にトンネル崩落や北伊豆地震など難工事が続き、
67名の犠牲者を出して丹那トンネルは16年後の1934年にようやく完成、
線路延長が11.81km短縮、補助機関車の連結の必要もなくなったが、
長大トンネルでは蒸気機関車の出す煤煙が問題となるために電化路線として開業、
ここで蒸気機関車から電気機関車に付け替えが必要となった。
1934年12月1日に丹那トンネルを通る新路線が東海道本線になり、
今までの御殿場経由の路線は御殿場線に変更された。


画像 dd08037
撮影時刻 2007/03/17 08:13:10

沼津機関区の記念碑。
JR東海一周年記念で設置された。


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撮影時刻 2007/03/17 08:13:29
JR沼津駅北口。


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撮影時刻 2007/03/17 08:23:38




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